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教授昇任にあたって

2021年4月1日に教授に昇任いたしました。1ヶ月半が経過した昨日の5月15日、教授昇任をお祝いしてくださる会を開催していただきました。 東大FFPの修了生および一緒に働いてきた元同僚が企画してくださり、当日60名あまりの方々にお集まりいただきました。お声がけいただいた範囲は、東大FFP、インタラクティブ・ティーチング、そして、ティーチング・ポートフォリオ、を中心としたところです。 オンラインでの開催で、双方向のやりとりを大切にするデザインをしてくださり、ブレイクアウトルームで、Google Docを共有して書き込んでもらったり、私も本当に短い時間ながらも全てのグループにご訪問させていただいたり、「らしい」会でした。また、各コミュニティから絶妙に選ばれた方々からもご挨拶をいただき、これ以上ないくらいに褒めちぎってもらいました。このような会を開いていただいたこと自体に深く幸せを感じます。幹事の方々は大変にご多忙な中、素晴らしいご企画をありがとうございました。また、お集まりいただいた皆様もありがとうございました。 実は冒頭の榊原先生のご挨拶から胸がいっぱいになっていてしゃべれそうになく、コメントを促されても「ないです」とつっけんどんに答えてしまいました。すみません。 私自身の最後の挨拶では、もはやうまくしゃべれず、何を申し上げたかもよく覚えていません。みっともなかったなあ・・と思いつつも、あれが「素」なのでご容赦ください。 ティーチング・ポートフォリオの普及支援にとりかかったのは2007年、東大FFPを始めたのは2013年、インタラクティブ・ティーチングは2014年、振り返ればあっという間で、こうしてそれぞれの方々が同じ場にいらっしゃっていただけることは、私にとっては、これまでの歩みが統合された感覚があり、本当に嬉しいひとときでした。 会でも少しお話した、博士論文を書きあげた頃のテーマから高等教育なかでもFDにテーマを変更して以来、本当に多くの方々にお目にかかり、そして、支えられてきました。昨日はそうした支えてくださっった方々の存在の大きさをあらためて感じた場でした。 東大FFPにしてもTPにしても、インタラクティブ・ティーチングにしても、自分で理想とし、やりたいことはまだまだあり、しかしながら実践では改善点が目立つばかりです。そして、今もなお試行錯誤を続けており、きっと一生続いていくのだと思います。 そういう「あがき」を、今後も続けていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 早速コーヒー淹れました。