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中国出張での教訓

先週は上海出張でした。初めての中国出張だったのですが、困ったこと・解決したことがあったので記録しておきます。 1)飛行機が遅れる オペレーションがまずいんでしょう。まず、「空港混雑のため」成田から定刻にとびません(40分以上待つ)。そして、到着しても「タラップが来ない」ということで40分近く待たされました。本当は午後9時半頃には到着するはずが、これらの遅延のせいで空港内に入れたのが午後11時近く。地下鉄も終わっていました。(利用空港は東浦国際空港)

→早めに到着する便にするしかない。

2)空港のwifi設定が面倒 まず、東浦空港のwifi設定は、携帯番号にショートメッセージで送られた暗証番号を入力して認証するしくみです。アプリをまたいだ情報が必要なので、手間取ります。そして、私の場合、simカードをいれかえていたため、携帯電話番号が変わっていることにしばらく気づかず、余計に時間がかかりました。

→対策なし。

3)日本で普通に使えるアプリやネットワークサービスが使えない 具体的には、Gmail, Google Map, その他google系全部, Facebook, LINE, dropboxが使えません。仕事で使う環境がほぼ全滅です。この状態で、日本にいる人にコミュニケーションをしようと使えるのは、skypeでした。今回欧米出張と変わらない気軽な気持ちでいた私はたいした準備をしていなかったため、まず、空港でgoogle mapが使えず行くべきホテルへの足が探せなくて、大変困りました。

→VPN接続という方法で、これらは解決できます。おすすめは筑波大学が提供しているプロジェクト。http://www.vpngate.net/ja/ ただし、わかりにくい。設定が簡単という意味では、セカイVPNという民間のサービスもあります。http://www.interlink.or.jp/biz/aff/vpn/sekai.html?a8 私は、まず、このセカイVPNを設定し、次に筑波大学のを知ったのでそれで再設定しました。セカイVPNは2ヶ月間は無料なので、短期出張であれば十分。

しかし、仕事先だった復旦大学ではeduroamが使えました(VPNの併用時期の記憶があやふやですが、確かfacebookなども見られた気がします)。eduroamすばらしい。   おまけ

今回、実は大学から空港行きの電車に乗るための京成上野駅に向かうタクシー内にスーツケースを忘れて、しかも領収書をとらずに降車したため、大変なことになってました。メンタル的には「もう上海いくのやめた」そのときは思いました。さらに、間抜けすぎるのは、交番に紛失届をしにいってそこで名刺入れを忘れました。なんか、もうどうにでもなるか、と落ち着きを取り戻した頃に、2時間くらいで見つかり(タクシーの運転手さんがまさにその交番に届けてくれました!ありがとうございました!)、搭乗機は一本遅らせましたが、その日の内に上海に到着しました。